百人一首の覚え方
百人一首は、決まり字の短い歌から順に覚えると、かるたですぐに役立ちます。100首を5日に分けて覚える順番と、印刷できるチェック表を用意しました。
決まり字から覚える
決まり字は、上の句を読みはじめて何文字目でどの歌か決まるかを示したものです。「む」と読まれた瞬間に「むらさめの」の歌だとわかるように、一字決まりの歌は最初の1文字だけで取る札が決まります。覚えるときは、上の句の決まり字と下の句の最初のことばを組にすると、かるたで札をさがす動きにそのままつながります。
一字決まりの7首は、頭の音を集めて「むすめふさほせ」と覚えるのが昔からの方法です。この7首を覚えたら、次は二字決まりの42首、三字決まりの37首と、字数の少ない順に進むと、覚えた歌がすぐに役立ちます。
1日で覚えたいときは
1日で100首を覚えるのは大変ですが、決まり字と下の句の頭だけにしぼれば、かるたで取れるところまでなら近づけます。一字決まりの7首を10分、二字決まりを30分ほどかけて声に出してくり返し、休けいをはさみながら三字決まり以上に進んでください。最後にクイズの「100首すべて」で、どの歌が残っているかを確かめると、次に覚える歌がはっきりします。
5日で覚える順番
もう少しゆとりをもって覚えるなら、下にある5日の順番が、無理なく続けやすい目安になります。1日目は一字決まりと、あ行・か行で始まる二字決まり、2日目はそのほかの二字決まり、3日目と4日目は三字決まりを半分ずつ、5日目は四字から六字までの長い決まり字の歌です。チェック表を印刷して、覚えた歌に印をつけていきましょう。前の日に覚えた歌を、次の日のはじめに見直すと、忘れにくくなります。
このサイトで作った語呂合わせの例
決まり字と下の句の頭を短いことばでつなぐと、覚えやすくなります。ここにあげるのは、このサイトで考えた例です。自分で作った語呂のほうが記憶に残りやすいので、まねをしながら自分なりのことばを作ってみてください。
- 「む」→「きりたちのぼる」:「むっ、きりが出た」
- 「す」→「ゆめのかよいじ」:「すやすや、ゆめのなか」
- 「め」→「くもがくれにし」:「めがねが、くもる」
- 「ふ」→「むべやまかぜを」:「ふくむ、べ」
- 「せ」→「われてもすえに」:「せんべい、われても」
練習プリントの使い方
練習プリントは、上の句を見て下の句を書きこむ形です。決まり字の字数ごとに10首ずつまとめていて、すぐ後ろのページに答えがあります。はじめは答えを見ながら書き写し、2回目からは何も見ずに書いてみると、覚えたところとまだのところがはっきりします。書くのがむずかしい小さな子どもは、下の句の最初の5文字だけを書く決まりにしてもよいでしょう。
5日で覚える順番
1日目 一字決まりの7首と、二字決まりのうちあ行・か行で始まる歌(24首)
あい(43)、あけ(52)、あし(3)、いに(61)、うか(74)、うら(65)、おく(5)、おぐ(26)、おと(72)、おも(82)、かく(51)、かさ(6)、きり(91)、こい(41)、こぬ(97)、この(24)、これ(10)、さ(70)、す(18)、せ(77)、ふ(22)、ほ(81)、む(87)、め(57)
2日目 ほかの二字決まり(25首)
しの(40)、しら(37)、たか(73)、たき(55)、たご(4)、たち(16)、たま(89)、たれ(34)、ちは(17)、つき(23)、つく(13)、なつ(36)、ひさ(33)、みせ(90)、みち(14)、みよ(94)、もも(100)、もろ(66)、やえ(47)、やす(59)、ゆう(71)、ゆら(46)、よお(62)、よも(85)、わび(20)
3日目 三字決まり(前半)(18首)
あきか(79)、あきの(1)、あさじ(39)、あまつ(12)、あまの(7)、あらざ(56)、あらし(69)、ありあ(30)、ありま(58)、あわじ(78)、あわれ(45)、いまこ(21)、いまわ(63)、おうこ(44)、おおえ(60)、おおけ(95)、かぜお(48)、かぜそ(98)
4日目 三字決まり(後半)(19首)
ながか(80)、ながら(84)、なげき(53)、なげけ(86)、なにし(25)、はなさ(96)、はなの(9)、はるす(2)、はるの(67)、ひとも(99)、ひとわ(35)、みかき(49)、みかの(27)、やまが(32)、やまざ(28)、わがい(8)、わがそ(92)、わすら(38)、わすれ(54)
5日目 四字・五字・六字決まり(14首)
あさぼらけあ(31)、あさぼらけう(64)、きみがためお(50)、きみがためは(15)、こころあ(29)、こころに(68)、ちぎりお(75)、ちぎりき(42)、なにわえ(88)、なにわが(19)、よのなかよ(83)、よのなかわ(93)、わたのはらこ(76)、わたのはらや(11)