ひっかけなぞなぞ
よく考えずに答えると、つい引っかかってしまう問題です。こたえのわけを読むと、どこで思いこんだのかがわかります。
「ひこうき」と10回言ってください。では、空にうかんでいる白いものは?
ヒント:飛ぶものではないよ。
こたえ:くも
空にうかぶ白いものは「くも」。乗り物のことを言いたくなるね。
数字の「8」を、横にまっすぐ半分に切ると、上と下はどんな数字の形になる?
ヒント:上と下に丸が1つずつ。
こたえ:0
「8」は丸が2つ重なった形なので、横に切ると「0」の形が2つできるから。
「みりん」と10回言ってください。では、首が長い動物は?
ヒント:つい「みりん」と言いたくならないで。
こたえ:キリン
首が長い動物は「キリン」。音が似ているので言いまちがえやすいね。
「とまと」と10回言ってください。では、赤信号では何をする?
ヒント:交通ルールを思い出して。
こたえ:止まる
赤信号では「止まる」。「とまと」と音が似ていて言いまちがえやすいね。
アリが3びき1列に歩いています。先頭のアリが「後ろに2ひきいる」、2ひき目が「前に1ぴき、後ろに1ぴき」、3びき目が「前に2ひき、後ろに1ぴき」。どうして?
ヒント:3びき目の言葉がおかしいね。
こたえ:うそをついている
3びきしかいないのに「後ろに1ぴき」は ありえないので、3びき目はうそをついているから。
テストで、2位の人を追いぬきました。いま何位?
ヒント:1位になったわけではないよ。
こたえ:2位
2位の人を追いぬくと、その人の場所、つまり2位になるから。
雨の日に、かさをささずに外を歩いたのに、かみの毛が1本もぬれなかった人がいます。どうして?
ヒント:頭の上に何かあったよ。
こたえ:ぼうしをかぶっていた
ぼうしやレインコートのフードをかぶっていれば、かみはぬれないから。
「シカ」と10回言ってください。では、サンタクロースのそりを引く動物は?
ヒント:シカとはちがう名前だよ。
こたえ:トナカイ
そりを引くのは「トナカイ」。「シカ」とくり返すと、つい「シカ」と言いたくなるね。
おだんご1つとおだんご1つを、ぎゅっとくっつけて丸めたら、いくつ?
ヒント:くっつけたら どうなるかな?
こたえ:1つ
2つのおだんごを丸めると、大きなおだんご1つになるから。
漢字の「四」は何画で書く?
ヒント:数字の「4」につられないで。
こたえ:5画
「四」は5画で書く字。4画と思いやすいね。
問題の組み合わせ番号 1。このページのアドレスを共有すると、同じ問題を出せます。
選んだり入力したりしたこたえは、このページの中だけで答え合わせをして、どこにも送りません。
このページのなぞなぞは45問。1回に10問ずつ出します。
ひっかけなぞなぞとは
ひっかけなぞなぞは、問題の言い方につられて、つい別の答えを口にしてしまうように作られた問題です。「2位の人を追いぬいたら何位?」と聞かれると、多くの人が1位と答えます。答えを聞いて「あっ」と声が出るのが、ひっかけ問題の醍醐味です。
このページの問題には、どれもこたえのわけをつけています。どこで思いこみが生まれたのかを読むと、同じ形の問題に次からは引っかかりにくくなります。ただし、わかっていても引っかかってしまうのが、よくできたひっかけ問題でもあります。
ひっかけ問題の種類
10回クイズ
同じことばを10回言わせてから、音の似た別のことばを答えさせる問題です。口がくり返しに慣れてしまうので、頭ではわかっていても、つい言いまちがえます。言う回数を決めて、みんなで声をそろえて数えると盛り上がります。
数や順番の思いこみ
ひもを切ったときの本数や、木を植えたときのあいだの数は、すぐに計算すると1つずれてしまいがちです。両はしを数えるかどうかで答えが変わる問題は、線と点を紙にかいて確かめると、どこでずれたのかがはっきりします。
ことばの区切り方
「ここではきものをぬいでください」は、どこで区切るかによって、ぬぐものが変わります。ひらがなだけで書かれた文を、ちがう場所で区切って読む遊びは、ことばの面白さを知る入り口になります。
盛り上がる出し方のコツ
ひっかけ問題は、テンポよく出すことが大切です。考える時間を長くとると、引っかからずに正解されてしまいます。問題を読んだら、3つ数えるくらいで「はい、答えは?」とうながしてみてください。答えた人が引っかかったら、すぐにこたえのわけを読み、みんなで「なるほど」と言い合うと、笑いが起きて場がなごみます。
だれかをばかにするための問題にしないことも大切です。引っかかった人をからかうのではなく、出題した人もいっしょに次の問題に挑戦する、という順番にすると、みんなが楽しめます。
ひっかけ問題を作るときは
自分で作るときは、だれもがすぐに思いつく答えと、本当の答えの2つを用意します。そのうえで、問題文の中に本当の答えにつながる手がかりを、さりげなく入れておきます。手がかりのない問題は、答えを聞いても納得できず、ひっかけではなく意地悪な問題になってしまいます。
大人も子どもも同じように引っかかる
ひっかけ問題の面白いところは、年れいや知識に関係なく、だれでも引っかかる可能性があることです。むしろ、知識がある大人ほど早合点して引っかかることもあります。家族で遊ぶと、子どもが大人を引っかけて大喜びする場面がよく見られます。
引っかかった人が次の出題者になる、という順番にすると、遊びが自然に回っていきます。悔しさが次の問題を出す楽しみに変わるので、何度でも続けられます。