あたまノート

案内標識とは

標識の絵は、命令の別表第二の様式をもとに、このサイトがコードで描いたものです。色の濃さは実物と少し違うことがあります。

案内標識の役割

案内標識は、地点の名前、方面、距離などを示して、通行の便宜を図る標識です(交通の方法に関する教則 第1章第2節)。規制標識のように何かを禁止するものではなく、どの道を進めば目的地に着くか、いまどこにいるかを知らせます。命令の別表第一では、市町村の境から、高速道路の出口、駐車場、バスののりば、便所まで、100番台の番号で数多くの案内標識が決められています。

青と緑の色の違い

一般の道路に立つ方面や距離の案内標識は、青い地に白い文字です。高速道路などに立つ案内標識は、緑の地に白い文字が中心です。同じ「方面と距離」を知らせる標識でも、どちらの道路に立っているかで色が変わるので、緑の板が見えたら高速道路の入口や出口に関係する案内だと分かります。

市町村の境に立つ「市町村」の標識は、白い地に青い文字で、ふちの内側に青い線が入っています。このページの絵では、実在の地名を書かずに、地名の部分を「○○」としています。命令の図にある地名は例として示されたもので、実際の標識には、その場所の名前が書かれます。

誘導標識と呼ばれるもの

交差点の手前で行き先の方面と矢印を示す標識は、ふだん「誘導標識」と呼ばれることがあります。命令の名前では、「方面、方向及び距離」や「方面及び方向」などがこれにあたります。矢印の向きと地名を合わせて読むと、どの車線を進めばよいかが前もって分かります。

国道番号とバスののりば

国道番号の案内標識は、青い地を下向きの盾の形に切りぬいた板に、白い文字で「国道」と番号が書かれています。都道府県道は、六角形の板が使われます。乗合自動車停留所の案内標識は、白い板に青い四角とバスの絵、「バス のりば」の文字の組み合わせです。

左折可の板は標識ではない

信号機の下などにある、白い板に青い左向きの矢印の「左折可」の板は、道路標識ではありません。道路交通法施行規則の第3条とその別記様式で決められた標示板で、信号が赤や黄でも、まわりの交通に注意しながら左折できることを示します。命令の別表にない板なので、このサイトでは「標示板」として案内標識の欄に並べています。板の大きさは、信号機の下に付けるものが横40センチメートル、縦20センチメートルで、道路の左側の路端に立てるものは1.5倍の大きさです。

案内標識を読むコツ

方面と距離を知らせる標識では、矢印の先に地名が、地名の横に距離が書かれています。いちばん上の矢印がまっすぐ上を向いていれば、その地名はこの先をまっすぐ進んだ方向です。距離はその地点までのおおよその道のりで、キロメートルで書かれます。車で走っているときは標識を読む時間が短いので、出かける前に地図で通る道の地名を確かめておくと、標識の文字が目に入りやすくなります。

案内標識を印刷する・クイズで確かめる

案内標識の7種類は、道路標識の一覧表(PDF)の4ページ目に1枚でまとめています。案内標識の問題は、道路標識クイズの「ふつう」に多く出てきます。

出典:道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号)(令和8年内閣府・国土交通省令第3号による改正(2026年9月1日施行)まで)の別表第一・別表第二、道路交通法、交通の方法に関する教則(昭和53年国家公安委員会告示第3号)。確認日 2026-10-30。色の名前は命令の別表第二の備考によります。命令は色の濃さを数値で決めていないため、色の値はこのサイトが選んだものです。