指示標識とは
- 並進可(401)普通自転車が2台まで横に並んで進めることを示します。
- 駐車可(403)車両が駐車してよい場所であることを示します。
- 停車可(404)車両が停車してよい場所であることを示します。
- 優先道路(405)この道路が優先道路であることを示します。
- 中央線(406)道路の中央、または中央線であることを示します。
- 停止線(406の2)車両が止まるときの位置(停止線)を示します。
- 横断歩道(407)横断歩道であることを示します。
- 自転車横断帯(407の2)自転車横断帯であることを示します。
- 横断歩道・自転車横断帯(407の3)横断歩道と自転車横断帯が並んでいることを示します。
- 安全地帯(408)路面電車の停留所などにある安全地帯であることを示します。
標識の絵は、命令の別表第二の様式をもとに、このサイトがコードで描いたものです。色の濃さは実物と少し違うことがあります。
指示標識の役割
指示標識は、特定の交通方法ができることや、道路交通上決められた場所などを指示する標識です(交通の方法に関する教則 第1章第2節)。規制標識が「してはいけないこと」や「しなければならないこと」を伝えるのに対して、指示標識は「ここでは駐車できます」「ここは横断歩道です」のように、できることや場所を知らせます。
形は、青い地に白い文字や記号の四角が中心です。命令の別表第二は、並進可・駐車可・停車可・優先道路・中央線・停止線・安全地帯について、文字と記号と縁を白色、地を青色と決めています。
横断歩道と自転車横断帯
横断歩道の標識は、五角形の青い板の中に白い三角形があり、そこに歩く人としま模様が描かれています。人やしま模様は、白い三角形の中に地の青色が見える形で描かれています。自転車横断帯は同じ形で自転車が、横断歩道・自転車横断帯は歩く人と自転車の両方が描かれています。
横断歩道に近づいた車は、渡る人がいないことがはっきりしている場合を除き、手前で止まれる速さで進み、渡ろうとしている人がいれば一時停止しなければなりません(道路交通法 第38条)。自転車で道路を渡るときは、近くに自転車横断帯があればそこを通ります。
規制標識との違い
同じ青い色でも、丸い標識の多くは規制標識で、四角い標識の多くは指示標識です。たとえば青い丸に白い自転車が描かれた標識は、自転車などのための道であることを指定する規制標識ですが、青い四角に自転車が2台並んだ「並進可」は、普通自転車が2台まで横に並んで進めることを知らせる指示標識です。
「優先道路」の指示標識は、こちらの道路が優先されることを示します。交差する側の道路には、反対の意味の「前方優先道路」が立つことがあり、こちらは徐行を求める規制標識です。同じ交差点の両側で、標識の種類が入れかわっています。
安全地帯と停止線
安全地帯の標識は、青い四角に白い下向きの山形の記号です。路面電車の停留所などで、乗り降りする人を守るための場所を示します。車は安全地帯に入ってはいけないうえ、安全地帯に歩く人がいるときは、そばを徐行しなければなりません。
停止線の標識は、青い四角に白い横線と「停止線」の文字です。路面の白い線と合わせて、車が止まるときの位置を知らせます。信号のある交差点や一時停止の場所で、どこで止まればよいかが分かりやすくなります。
駐車可と停車可
駐車可の標識は青い四角に白い「P」、停車可の標識は白い「停」の字です。どちらも、ほかの決まりで駐車や停車が禁止されている場所でも、この標識がある場所では駐車や停車ができることを示します。下に「8-20」のような補助標識があれば、その時間に限ってできるという意味になります。駐車禁止の青い丸と色はよく似ていますが、形が四角で、赤い帯がないところで見分けられます。
指示標識を印刷する・クイズで確かめる
指示標識の10種類は、道路標識の一覧表(PDF)の2ページ目に1枚でまとめています。指示標識の問題は、道路標識クイズの「やさしい」に多く出てきます。
出典:道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号)(令和8年内閣府・国土交通省令第3号による改正(2026年9月1日施行)まで)の別表第一・別表第二、道路交通法、交通の方法に関する教則(昭和53年国家公安委員会告示第3号)。確認日 2026-10-30。色の名前は命令の別表第二の備考によります。命令は色の濃さを数値で決めていないため、色の値はこのサイトが選んだものです。