あたまノート

補助標識とは

標識の絵は、命令の別表第二の様式をもとに、このサイトがコードで描いたものです。色の濃さは実物と少し違うことがあります。

補助標識の役割

補助標識は、本標識の意味を補うための標識で、ふつうは本標識の下に取り付けられています(交通の方法に関する教則 第1章第2節)。規制の理由を示したり、規制が適用される時間や曜日、対象になる車の種類を特定したりします。本標識だけを見て判断すると、時間外なのに規制されていると思いこんだり、反対に対象なのに見落としたりすることがあるので、白い板まで読むのが大切です。

白い板と黒い文字

命令の別表第二は、補助標識の色を、地を白色、文字と記号を黒色、矢印を使うときは赤色か黒色と決めています。命令の図に書かれた「この先100m」「8-20」などの文字の多くは例で、実際には場所ごとの距離や時間が書かれます。一方で、「通学路」「追越し禁止」「前方優先道路」などは、図の文字がそのまま使われる補助標識です。

よく見る補助標識

「日・時間」の補助標識は、「8-20」のように規制が行われる時間や、「日曜・休日を除く」のように曜日を示します。駐車禁止の標識の下にあれば、書かれた時間だけ駐車できないという意味になります。

「車両の種類」の補助標識は、規制の対象になる車、または対象から外れる車を示します。一方通行や車両進入禁止の下に「自転車を除く」とあれば、自転車はその規制の対象ではありません。命令の別表第一の備考は、普通自転車を除くとした場合、特定小型原動機付自転車も対象から外れるとしています。

「始まり」「区間内」「終わり」の補助標識は、規制が行われている区間を示します。「ここから」の板の場所から規制が始まり、「ここまで」の板の場所で終わります。区間内であることを両向きの矢印で示す板もあります。

必ず付く補助標識

本標識の中には、決まった補助標識を必ず付けるものがあります。命令の別表第二の備考は、「追越し禁止」の本標識には「追越し禁止」の補助標識を、「前方優先道路」の本標識には「前方優先道路」の補助標識を付けるとしています。どちらも本標識の絵だけでは、よく似た別の標識と区別がつきにくいためです。

「通学路」の補助標識は、学校などがあることを知らせる警戒標識と組み合わせて使われ、子どもが学校や幼稚園、保育所などに通う道であることを示します。学校などの出入口から1キロメートル以内の通学路では、この補助標識を付けることが決められています。

補助標識の向きと数

補助標識は、1枚に1つの内容を書くのが基本ですが、「日曜・休日を除く」と「8-20」のように、2段に分けて1枚にまとめた板もあります。本標識の下に補助標識が2枚以上付いていることもあり、そのときは上から順に読みます。矢印だけが描かれた「方向」の補助標識は、本標識が示す道路や場所がどちらにあるかを示していて、矢印の向きに注意して読むと分かりやすくなります。

補助標識を印刷する・クイズで確かめる

補助標識の13種類は、道路標識の一覧表(PDF)の5ページ目に1枚でまとめています。補助標識の問題は、道路標識クイズの「むずかしい」に多く出てきます。

出典:道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号)(令和8年内閣府・国土交通省令第3号による改正(2026年9月1日施行)まで)の別表第一・別表第二、道路交通法、交通の方法に関する教則(昭和53年国家公安委員会告示第3号)。確認日 2026-10-30。色の名前は命令の別表第二の備考によります。命令は色の濃さを数値で決めていないため、色の値はこのサイトが選んだものです。