補助標識とは
- 距離・区域(501)規制が行われている区間の距離や区域を示します。
- 日・時間(502)規制が行われる曜日や時間を示します。
- 車両の種類(503)規制の対象になる車両、またはならない車両を示します。
- 始まり(505)規制が行われている区間の始まりを示します。
- 終わり(507)規制が行われている区間の終わりを示します。
- 通学路(508)子どもが学校や幼稚園、保育所などに通う道であることを示します。
- 追越し禁止(508の2)「追越し禁止」の本標識の下に付き、追越しが禁止されていることを文字で示します。
- 前方優先道路(509)「前方優先道路」の本標識の下に付き、前の道路が優先道路だと文字で示します。
- 注意(509の5)運転のうえで注意が必要であることを示します。
- 注意事項(510)本標識の意味をおぎなう注意事項を示します。
- 区間内(506)規制が行われている区間の中であることを示します。
- 車両の種類(最大積載量)(503-C)最大積載量が表示の重さ以上の貨物自動車などが規制の対象であることを示します。
- 方向(511)本標識が示す道路や場所の方向を示します。
標識の絵は、命令の別表第二の様式をもとに、このサイトがコードで描いたものです。色の濃さは実物と少し違うことがあります。
補助標識の役割
補助標識は、本標識の意味を補うための標識で、ふつうは本標識の下に取り付けられています(交通の方法に関する教則 第1章第2節)。規制の理由を示したり、規制が適用される時間や曜日、対象になる車の種類を特定したりします。本標識だけを見て判断すると、時間外なのに規制されていると思いこんだり、反対に対象なのに見落としたりすることがあるので、白い板まで読むのが大切です。
白い板と黒い文字
命令の別表第二は、補助標識の色を、地を白色、文字と記号を黒色、矢印を使うときは赤色か黒色と決めています。命令の図に書かれた「この先100m」「8-20」などの文字の多くは例で、実際には場所ごとの距離や時間が書かれます。一方で、「通学路」「追越し禁止」「前方優先道路」などは、図の文字がそのまま使われる補助標識です。
よく見る補助標識
「日・時間」の補助標識は、「8-20」のように規制が行われる時間や、「日曜・休日を除く」のように曜日を示します。駐車禁止の標識の下にあれば、書かれた時間だけ駐車できないという意味になります。
「車両の種類」の補助標識は、規制の対象になる車、または対象から外れる車を示します。一方通行や車両進入禁止の下に「自転車を除く」とあれば、自転車はその規制の対象ではありません。命令の別表第一の備考は、普通自転車を除くとした場合、特定小型原動機付自転車も対象から外れるとしています。
「始まり」「区間内」「終わり」の補助標識は、規制が行われている区間を示します。「ここから」の板の場所から規制が始まり、「ここまで」の板の場所で終わります。区間内であることを両向きの矢印で示す板もあります。
必ず付く補助標識
本標識の中には、決まった補助標識を必ず付けるものがあります。命令の別表第二の備考は、「追越し禁止」の本標識には「追越し禁止」の補助標識を、「前方優先道路」の本標識には「前方優先道路」の補助標識を付けるとしています。どちらも本標識の絵だけでは、よく似た別の標識と区別がつきにくいためです。
「通学路」の補助標識は、学校などがあることを知らせる警戒標識と組み合わせて使われ、子どもが学校や幼稚園、保育所などに通う道であることを示します。学校などの出入口から1キロメートル以内の通学路では、この補助標識を付けることが決められています。
補助標識の向きと数
補助標識は、1枚に1つの内容を書くのが基本ですが、「日曜・休日を除く」と「8-20」のように、2段に分けて1枚にまとめた板もあります。本標識の下に補助標識が2枚以上付いていることもあり、そのときは上から順に読みます。矢印だけが描かれた「方向」の補助標識は、本標識が示す道路や場所がどちらにあるかを示していて、矢印の向きに注意して読むと分かりやすくなります。
補助標識を印刷する・クイズで確かめる
補助標識の13種類は、道路標識の一覧表(PDF)の5ページ目に1枚でまとめています。補助標識の問題は、道路標識クイズの「むずかしい」に多く出てきます。
出典:道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号)(令和8年内閣府・国土交通省令第3号による改正(2026年9月1日施行)まで)の別表第一・別表第二、道路交通法、交通の方法に関する教則(昭和53年国家公安委員会告示第3号)。確認日 2026-10-30。色の名前は命令の別表第二の備考によります。命令は色の濃さを数値で決めていないため、色の値はこのサイトが選んだものです。